ポエム
[TOP]
けせらせらせら


(短歌七首)

砂浜で
初めて会った黒髪の
春の香りのする空の下


街が朱に
染まる時間になるとほら
ほらあの鳥が地面に降り立つ


ひとり住む
部屋がなにかを蝕んで
どうでもよくなる、なんてダメダメ


大橋で
はるか遠くにある海を
みている気になる、けせらせらせら



いつだって
ドッキリさせてくれる君
ホントの夢を一度聴かせて?


鳴く鳥の
名前も知らず春の陽を
全身に浴び、うららうららか


そんなとき
だからか地球が止まるほど
綺麗な君の笑顔に出会えた








24/04/20 10:59更新 / 花澤悠



談話室



■作者メッセージ
ケセラセラ、じゃ七文字にならなかったので、さらにセラを足しました。

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c