ポエム
[
TOP
]
▼
白い朝
目にみえない時間は
どこをどう通って
僕たちやこの街のうえを
ゆき過ぎているのだろうか
空気を剃刀で切り裂くような
音を聴く耳にも
時間のゆき過ぎる音は
聴こえたことがないよな
生き過ぎることが怖い孤りの夜にも
そして
変わることが悔しい静かに雪の降る夜も
とおせんぼもできずに時間はゆき過ぎる
降った雪は積もったのだろうか
今朝は冷えるしいつもの車の音も
まるで聴こえずに静かな時間が流れ去るよな
そしてそれを美しい時間だと想うんだ白い朝
24/03/01 06:21更新 /
花澤悠
Tweet
いいね!
≪
TOP
|
感想
|
メール登録
≫
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c