ポエム
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萌える火の鳥

  

風に吹かれる秋がゆき
辛い夜風の冬が来る

闇に焦がれる心拍の

数を数えて生きるため
それの正誤はわからずに

唇をつく悲しみの歌
それを紐解くうたのうた

命がキラキラ舞う夜は
罪を棄てても良いからと

いま罪深い嘘をつく
贖罪の風にゆりゆられ

そらの彼方に舞う羽が
そのゆくさきまで癒すなら

罪吹く街に火の鳥が
照れながら翔ぶ萌えあがり




23/12/09 22:02更新 / 花澤悠



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