ポエム
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希望のうた
  

そらの光があおいから
あなたを想ってしまうんだ

緑の街路の木々たちが
作ってくれる小さな影に

ふと立ち止まりみあげると
希望がキラキラ舞っている

頬をゆっくり伝うふたすじ
眩しい光のせいなんだ

あふれるコップに活けられている
希望一輪溺れそうだよ

あゝそういえばさくじつは
青いガラスの目をしてた

そのとき世界にしあわせが
消えたと想った、風が吹く

あなたのことを待つだろう
あなたのことを希むだろう

そらの光のせいにして
うただけうたっている日々よ

あといくらほど生きるのか
煌めく希望は小波のように

からんでくるよあしもとに
あといくにちで意識は消えるか

わからないまま生きてくよ
わからないから生きてくよ

あゝそういえばむかしから
希望だけみて生きて来た

なんぜんにちもむかしから
それだけ目指して生きて来た

あゝこの夏の悲しみは
いつまで待てば癒えるだろうか







23/11/26 15:26更新 / 花澤悠



談話室



■作者メッセージ
朝起きてから作ったのか、今から寝るのか、それが問題だ、ま、休みなんで、今から寝るのも悪くはないかな。

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