黄昏にみっくちゅじゅーちゅを飲んでみた
此処でみた
つまり世界のやさしさが
涙を流す綺麗な風景
爪みがく
だれかだれでもひとりだけ
突き刺したくて手に入れたくて
ゆめなかの
天使の愚痴って可愛くて
なんだかキスしてあげたくなるかも
なんちって
騙されたのはこっちのせい
こっちのせいさこっちが悪いさ
一目惚れ
一生残る疾風の
身を切る刃物の禁断の恋
黄昏に
みっくちゅじゅーちゅを飲んでみた
甘い夢への入り口として
宵闇の
街をグラスにたとえると
一人一人が微細な泡だね
冬の月
凍らすような冷たげな
瞳の奥にやさしさがある
そしていま
生きる想いを声高に
ではなくこっそりじぶんに宣誓