ポエム
[TOP]
白夜
  

光に溺れる夏がゆき
白い夜風の秋が来る

闇に溺れる灼熱の

意志を込めてる唇結び
それから幾月経とうとも

白夜の街に悪が無く
素直な夜をもてあまし

憩うふたりの部屋をみて
クラゲが漂う気軽さで

目にはみえない嘘を聴く
七色の風が強く吹き

宇宙の果てまでひとが知り
その終焉まで語るなら

白夜の街に悲しみが

照れてるように滲む果て







23/10/08 09:44更新 / 花澤悠



談話室



TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c