桃色流星群
その唇に、触れたくて、風吹く黄昏
君をさがすよ
ただ抱きしめたい、流星の、
冷たいけれどもやさしい光
知ってる、甘めに味つけしてる、けど
あの想い出が、あるから生きれる
キライ、このまま死にたくなるくらい
甘い香りのするキス、君、悪魔的
消えそうな、世界の箱庭のなかでも、
信じている、夜の風の声だけ
初めて、出逢った、とき
雷に撃たれたのは、月の香りがしたから
今尚、引き返せないことを悔やまない
傷つく心を込めて、君に、キス
幾たびも美しい夜を越えて、
流星にからだまで流され
流星、降る夜、たちまち消え
すぐにまた降る、天使たちの吐息か