キラキラ、キラリ
湖面には
小さな波がキラキラリ
風が作った、早朝の紋
ずいぶんと
待たせるんだとツンとして
キスしてくれたら、おおむね許す
旅の夜
車窓に額をあずけたら
遠くへ来たと、突然想った
ゆっくりと
歩いていれば大丈夫
なんとかなるさと、また聴くその嘘
大好きと
キチンと云って伝わらず
耐えられなくなる、ひと夏の恋
あたたかい
あなたの頬をそっと撫で
あなたのかなしみ消せたらいいなぁ
流星の
降る夜なにかが始まると
ずっと想って、想っていたよ
煌めきの
キラキラ星をみあげたら
《希望の予感》という歌を聴く