振り返れば行き過ぎた8月
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街の中の孤独は、やはり田舎町の中での孤独よりも寂しいのかもしれない。それでも夢を食んで生きるには、やはり街ほど恰好の場所はない―そんなことを思いました。1人侘しくクリスマスツリーを、道行くカップルを眺める―そんなワンシーンにすらドラマが宿る。そのとき人は、いわば街に抱かれているんだと思うんです。田舎町でもそんな感覚になることは可能だとは思いますが、やはり街はきらびやかな夢の切れ端のようなもので溢れている。どうせ何も起こらない世の中なら、せめて目一杯の夢を見ていたい…といいつつも、そんな街の輝きの最中で笑顔を、瑞々しくて懐かしくもあるようなそんな笑顔と、共に在ることができればと、あくなき願いを胸に抱いてしまう僕ですが(汗)。この昼は北九州市の地図を買いに書店に行き、いま帰りのバスの中です。
雪月統 23/11/26 12:18
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