ポエム
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迷霧の連弾 92

保健の先生は

理恵の紙皿を持って

田宮先生のところへ行き

加減いうものを

考えてください

そう言って紙皿を

田宮先生に突き付けた

田宮先生はその剣幕に圧倒され

たじろいでいた

そして理恵の残した分を

食べ始めた

こんなにうまいのに

田宮先生は言い訳のように

ポソッと呟いたら

保健の先生は

何か言いましたかと一喝した

田宮先生は独り言ですと

申し訳情けなそうに弁解して

黙々と焼きそばを

食べていた

田宮先生たちのやりとりを

理恵はクスクスと

小声で笑いながら

楽しんでいた
25/12/20 00:44更新 / 秋時雨

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