ポエム
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迷霧の連弾 157

ここにいても

何も解決しないので

ガイドを抱えて

進路指導室を出る

気の向くままに

生きるとしても

高校は自分で行きたい時期を

決められない

入学試験を受けないと

何も始まらない

だから気乗りしなくても

今夜にでも決めてしまおう

そんなことを考えながら

廊下を歩いていたら

向かい側から

あの保健の先生が

歩いているのに気づく

すれ違い時に

会釈をしようとして

先生に呼び止められた

先生は理恵に何か

変わったことはないか

ボクに尋ねてきた

何も見つけられません

そう言ってから

最後の科学の授業で

田宮先生が
 
随分としんみりしたことを

みんなに言っていたと

先生に伝えてみた
26/01/23 00:25更新 / 秋時雨

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