ポエム
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迷霧の連弾 151

危うく理恵に

ぶつかりそうになったので

慌ててボクは歩を止めた

理恵に何かあったのか

横に回り込んで

顔を覗き込んだ

理恵は険しい目つきで

足元を見つめている

色白の顔は赤みを帯びている

唇は固く結ばれ

歯を食いしばっている

両手を体の側面で握りしめ

膝はカタカタと

小刻みに震えている

怯えているように見えたけど

何処か違う感覚が

理恵の全身から伝わった

とても声をかけられないで

二人その場で停滞していたら

何かが近づいている

そう気配を感じたボクは

前方に目を向ける

そこには一人の女子生徒が

ボクたちと逆方向に

歩いていた
26/01/16 02:43更新 / 秋時雨

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