ポエム
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迷霧の連弾 102

朝5時に起きて

何をするんですか

当然の疑問を

ある生徒はぶつけた

田宮先生は焚き火の消え加減を

確かめながら

何も予定はない

素っ気なく答えた

それなら7時起床でも

いいじゃないですか

生徒は食らいつく

田宮先生は少し沈黙してから

寝ていたくても

5時になったら

寝てはいられない

呟くように言った

朝5時に何があるのか

分からないので

生徒はぶ然としている

田宮先生はもう寝なさいと

それ以上の説明はしない

生徒も簡単には

引き下がりはしない

田宮先生は火の始末を確認して

これでヨシと発してから

どうしても寝られないなら

先生のテントに来なさい

夜が明けるまで

シダ植物の魅力を伝えよう

そう言って生徒を

ニヤリと笑って見つめたので

生徒は降参と言って

テントに向かった
25/12/25 00:18更新 / 秋時雨

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