秘密の夜
ぼんやりと、淡い月の明かりだけの空間。
お互いの顔の輪郭だけがわかるぐらい。
でも貴方がいま優しい眼差しだってわかるの。きっと貴方もわかってるんでしょう?
そっと、触れるだけのキス。
心が震える。
貴方に触れられるという、幸せ。
貴方に触れられているという喜び。
貴方の声が空気を揺らして私に響くという官能。
貴方という存在を感じるたびに私の心が柔らかく、なびく。嬉しくて、心からなにかが溢れそうになるの。
その私を感じて、貴方が微笑む。
ああ、お月様。
お願い、まだそこにいてね。
夜が明けたら私達は離れなければいけないの。
もう少し、もう少しだけ。
この人といさせてください……
お互いの顔の輪郭だけがわかるぐらい。
でも貴方がいま優しい眼差しだってわかるの。きっと貴方もわかってるんでしょう?
そっと、触れるだけのキス。
心が震える。
貴方に触れられるという、幸せ。
貴方に触れられているという喜び。
貴方の声が空気を揺らして私に響くという官能。
貴方という存在を感じるたびに私の心が柔らかく、なびく。嬉しくて、心からなにかが溢れそうになるの。
その私を感じて、貴方が微笑む。
ああ、お月様。
お願い、まだそこにいてね。
夜が明けたら私達は離れなければいけないの。
もう少し、もう少しだけ。
この人といさせてください……