移ろひ
毛布を一重
かけて寝る
日が来るなんて
夢の中の夢
だった今年も
半袖から長袖ヘ
誘ふ秋風が
北から南へ
山から街へ
赤に黄色に
吹き分ける日々
こそ束の間
コートとか
着重ねる
人とは逆に
裸で震ヘる
樹々の梢を
吹き抜ける
哭き声まだ
遠い内に
取りあヘず
ドンキの焼き芋
まるかじり
かけて寝る
日が来るなんて
夢の中の夢
だった今年も
半袖から長袖ヘ
誘ふ秋風が
北から南へ
山から街へ
赤に黄色に
吹き分ける日々
こそ束の間
コートとか
着重ねる
人とは逆に
裸で震ヘる
樹々の梢を
吹き抜ける
哭き声まだ
遠い内に
取りあヘず
ドンキの焼き芋
まるかじり