惰性を嘔吐する
心を削って人生を航海し続ける私を
褒めてほしいだけなのに、
なぜそれ以上を求められるのか。
私のことを自己愛が強いと一瞥しないで。
ただ分かって欲しいだけ
一瞬でも「私」を見てほしいだけだから。
「私」はすでに朽ち果てた廃船のよう。
羽のような出来事が積み重なり、
もうじき沈めそうだ。
それでも自ら命を投げ出すことも
目に見える傷を刻めないのは、
行動力のなさか、理性があるせいか。
宛先のない救難信号は届かない。
これ以上迷惑をかけたくないと心の海で思い、
「たすけて」は沈んでいったから。
諦めと絶望だけの人生だ。
きっとこれからも惰性を消費して生き続けてしまう。
決定的な出来事がない限り
私は漂流し続けるだろう。
息をすることに船酔いがして
反吐が出たのは仕方がない。
褒めてほしいだけなのに、
なぜそれ以上を求められるのか。
私のことを自己愛が強いと一瞥しないで。
ただ分かって欲しいだけ
一瞬でも「私」を見てほしいだけだから。
「私」はすでに朽ち果てた廃船のよう。
羽のような出来事が積み重なり、
もうじき沈めそうだ。
それでも自ら命を投げ出すことも
目に見える傷を刻めないのは、
行動力のなさか、理性があるせいか。
宛先のない救難信号は届かない。
これ以上迷惑をかけたくないと心の海で思い、
「たすけて」は沈んでいったから。
諦めと絶望だけの人生だ。
きっとこれからも惰性を消費して生き続けてしまう。
決定的な出来事がない限り
私は漂流し続けるだろう。
息をすることに船酔いがして
反吐が出たのは仕方がない。