ポエム
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わたしの背中

夏休み最後の日
廃病院へ

わたしたちは
いなくなろうとした

この世から飛び立つ
天使みたいに

みんな
13歳だった

ただ生きているのが
ぼんやりと不安で

13歳になると
大好きなアニメの主人公は

みんな何か大きなことを
している気がした

なのに自分たちだけ
何もしていない

そんな気がした
それぞれ抱え込んだ

コンプレックスは
とっても大きかった

だから!

みんなで
いなくなることにした

苦しいことだらけの
この世にサヨナラ

今までで
一番やさしい

天使の笑顔を浮かべながら
屋上から飛び降りようって

でも!

それだけじゃ
だめだったの!

屋上で今まさに
飛び降りようとした時

みんな
あれこれ言い始めて帰ってゆく

気づけば
わたしは廃病院で独りぼっち

それなら
独りで死んでやろうと思った

だから
飛び降りた!

落ちるというより
宙を浮かんでゆく感覚

これで
死んで天使になれる......

だけど......
生きていた

背中から落ちた、わたしは
背面に醜いアザ

今でも残っている

24/09/01 10:46更新 / 木内のり



談話室



■作者メッセージ

ちょっと、
うそがある

飛び降りたのは
13歳ではない

さらに背中ではなく
顔と首もとを打ち、

死にかけているところ
を発見された…。

それから傷の手術をし、
ノドの声がかなり独特に

消えたい死にたいを
繰り返しながらも、

どうにか生きています…

あぁ〜ん!
シリアスで
ごめんなさい★!

因みに自殺失敗を
後悔していたケド

今では生きてて良かった
とスイーツ食べちゃう時
思います☆

あわわわわ
これだから、わたし
下半身でぶなんだぁ〜★

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