ポエム
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ありがとうと飴玉
いまのわたしがいるということ、それはわたしをそだててくれたひとがいるということ
わたしはみんなにあいされるような、いいこにそだっているでしょうか
まちがったことをしていないでしょうか
じぶんをすきにならなくたっていいから、あなたはあなたらしくおおきく生きてください
あなたがまえにおおきくすすんだ分、わたしもあとから追いかける
ひとはマイナスないきもの
過去という黒い沼がときどきあなたのまえに現れるけど、うっかりあしをふみいれないで
いつかあなたが感謝のきもちをむねにいっぱい抱えて
あなたをそだててくれたひとに「ありがとう」と告げることができたなら
あなたはすでにしあわせなみちをあゆんでいる印になる
「ありがとう」はほんとうにすてきなことば
感謝のきもちをつたえることもとてもすてきなこと
いつかあなたがこのせかいからきえたとき
いままでの感謝を思い返すことができるように
こころの瓶に飴玉をいれて
さみしいときに食べてみてください
あたたかくて、きっとなみだが出てきますよ
19/12/01 06:49更新 / ましゅまろ



談話室



■作者メッセージ
からん(こころの瓶に飴玉が入る音)

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