墓標
生きる意味を失った私は 帰るあてもなく
揺蕩う水のようにゆらゆらと流れ 波紋のように消えていく
星が何度瞬いても 鬱屈とした気持ちは晴れず
痛みさえも癒えず 心の底で横たわるだけ
いっそこの手で灯火を吹き消そうと試みても
それは虚しく掻き消えるだけ
線香花火のように散れたら なんと美しいだろう
そんな風におもいながら 今日も夜が更けていく。
揺蕩う水のようにゆらゆらと流れ 波紋のように消えていく
星が何度瞬いても 鬱屈とした気持ちは晴れず
痛みさえも癒えず 心の底で横たわるだけ
いっそこの手で灯火を吹き消そうと試みても
それは虚しく掻き消えるだけ
線香花火のように散れたら なんと美しいだろう
そんな風におもいながら 今日も夜が更けていく。