ポエム
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ココアこぼす…
「深い愛」について今更考えていた
あなたとあたしの寄り添う関係を探していた
答えは知っていたし 答えはないとも理解はしてた
ほんの少しでもそれがあたしへの愛と言葉だったとしたら
受容して覚悟するとか

この世に体の中でからっぽというものが
獣のように唸りをあげることを知った

忘れないよ 忘れないで繰り返す
心ってあぁ…どうにもならない釘で打たれて
感じたくないものばかりに気づいてしまう

ココア色のココロに映えるあなたへの言葉を
ひたすらひたすら綴って
「愛する」ってことに寛大で夢中になって
「愛しい」って思うことだけに片寄って
醜い強がりだったの
ココア色のインクがこぼれる 涙で薄くすればいい
唸り続けるからっぽがただ痛いっていうから
ココロにシミを作るためにわざとらしくこぼす
ココア色にピントがずれた「深すぎる愛」ってものに
20/10/29 02:35更新 / あおる



談話室



■作者メッセージ
ホントに心から愛するってことが
遠くてかなわないものだと知った

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