ポエム
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月ライト
茶色い棒におっきな真ん丸い
街灯の光
孤独を感じずにはいられない
夜だった

情けない自分を
隠すばかりで平気で
いつもこれがあたし

刷り寄せた夜空は
本物だったのに

孤独感を孤独に
それが自慢だったはずが
等身大の自分に苦しくなって
悲しくなった

あの街灯になれたら
少しは違うのかな

そこにあたしはあるのかな


思ってもう一度
見つめた街灯は
月だった

どうりで真ん丸いおっきな
光だと思った

孤独に負けそうだったのは
あたし
20/01/11 22:21更新 / あおる



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