ポエム
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ワインの境地
そのワインの銘柄は、
忘れてしまったが、
とても飲み易いフルーティーな
ワインだった。
悲しい時、少し飲むと、
心は、海を渡り、
遠い異国の地へと羽ばたいて
行けた。

何も、やけにならない。
何も、お酒に溺れない。

このワインが有れば、
心の旅へと、行けるのだ。
海の彼方へ行き、戻って来ると、
静かな自分の心が、待っている。
何でも、楽しむ事の出来る、
嗜みの境地に達する。
18/12/22 13:07更新 / 瑠璃



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