ポエム
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灯台
「ライトアップしている灯台は、
有りますか?」
松ぼっくり顔の紳士に聞かれた。
川沿いの民家の横だった。
樫木の塀に寄りかかって居る
団栗顔の少年達は、
こちらを見て笑っていた。
私は、海の方を指し示した。

昼日中、昨日の道には、
松ぼっくりが転がっていた。
道横の民家の、樫木の塀の下には、
無数の団栗が、落ちていた。

黄昏時は、誰そ彼の時。
星降る夜は、暫し現世を忘れて、
幻想の世界へ。
18/11/17 13:38更新 / 瑠璃



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