綱渡り
子どもの為に 夢中になって
駆け抜けた30代
仕事の為に 必死になって
闘ってきた40代
そして 安定求めた50代
ホントはいつも綱渡りなのに
ただ踏み外さなかっただけ
ラッキーなのか バカなのか
気が付けば
そこそこまともな暮らしが出来ていて
あの時の落とし穴 あの日の迷い
一足一足が 綱渡り
今一度 確かめながら
ほつれが見えたら縫い直し
大きな揺れが起きないように
もう一度慎重に 大切に
一歩一歩を 確実に踏み出そう
大胆な生き方は もういらない
継続させて その中で
誰かに 周りの人たちに
この世界で貢献できる
私なりの小さな愛を
守って行けますように
きっといつまでも
五体満足で 生きて行けるはずもない
だけど まだできることは きっとある
綱渡りの 細い綱
いつの間にか アスファルトの道になる