あなたに愛されて過ごした日々は

きっと私が一番輝いていた季節


あなたを愛して生きた時間は

ずっと私の心で生き続けてる


二人で愛し合ったあの魂は

紛れもなく尊い命の交流でした


どこにいますか

あなたは今何をしていますか


さよなら　言うことさえできないまま

去って行ったあなたは

どうしているのでしょうか


あなたの他には何も見えずにいたから

独りになってどうしていいか分からなかった

初めて人を憎んだりもしました

思い出さえも切り捨てようとして

随分無理もして自分を傷つけてきた


もう許そうと思います

負のエネルギーは何も生まない

自分が一番可愛そうだと気が付きました


後悔はないと言えば嘘になる

けれど二人で過ごした日々は

何事にも代えがたい私の歴史


泣いて笑って怒って哀しんで

慈しみあった歴史は消えない


きっと他の魂では交わせなかった

世界に一つの愛だったと

心に言い聞かせて生きて行こうと思います


お元気ですか　あなた

■作者メッセージ
赤く燃えた心の火は
揺らめきながら
まだこの胸の隅に…