何が愛なのかさえ

もう　分からなくなって


心も身体も

彷徨い歩いては


ぶつかるものに

当たり散らしてる


初めからなかった

愛など　なかった


そう思えれば

楽になれるけど


自分を否定するのが嫌だから

過ぎ去った季節を

無駄とは　思いたくないから


何か　比較できるもの

無意識に探してる


滑稽な話だね

形ないもの

探してるなんて


愛の身代わり

それは　幻


愛の身代わり

それは　夢


愛の身代わり

それは　心の中に


私自身の　心の中に…


形を変えて　　この魂に…

■作者メッセージ
いつまで経っても
懲りない心
慣れない挫折も
諦めも

私自身の生きてる証し
誰に褒められずとも

凛と生きて行けたなら…

また、明日から