指定席
夕闇が滲む いつもの街
君の車が通り過ぎた
ふと そんな気がして
慌てて通りを見渡すけれど
そんなはずないね
この街に もう来るはずもない
似たような 白い車見るたびに
ナンバープレートを見てしまいます
運転が苦手な君は
あれから何処かに 車ぶつけてないかな
そんな心配 可笑しいけれど
今でも 気になって仕方がないよ
あの場所で落ち合って
帰りは別々の方向に 車を走らせた二人
君の指定席だった 僕の車の助手席は
今はもう 誰も座りません
外の景色を見ながら 微笑みかける
君の横顔が 浮かんでは消えていきます
一人 淋しさという痛みこらえて
今日も一日が 終わりそうです
このシートには もう誰も 座らないでしょう
君の車が通り過ぎた
ふと そんな気がして
慌てて通りを見渡すけれど
そんなはずないね
この街に もう来るはずもない
似たような 白い車見るたびに
ナンバープレートを見てしまいます
運転が苦手な君は
あれから何処かに 車ぶつけてないかな
そんな心配 可笑しいけれど
今でも 気になって仕方がないよ
あの場所で落ち合って
帰りは別々の方向に 車を走らせた二人
君の指定席だった 僕の車の助手席は
今はもう 誰も座りません
外の景色を見ながら 微笑みかける
君の横顔が 浮かんでは消えていきます
一人 淋しさという痛みこらえて
今日も一日が 終わりそうです
このシートには もう誰も 座らないでしょう