ポエム
[TOP]
移る季節に
過ぎた日が 夢のよう

ささやかな けれど美しい

思い出が 輝いています


それはきっと 僕たちだから

あんなに 輝けたんだね


手前味噌でもかまわない

夢見た人生の縮図のような

短いけれど 満ち足りた季節


そう 始まりは秋でした

色づく街が やがて純白に染まって

芽吹いた緑に 深さが増していく


いつの間にか夏が過ぎ

今はもう 涼しい風が吹いて…


どんなシーンも忘れない

君が泣いて 笑って 

この手の平に この胸に

全てを投げだしてくれたね


今はもう 迎えるよりも 

見送る季節になりました


巡る想いは 尽きないけれど

君の幸せ ただ 祈っています


穏やかな日々を 何より健康で

僕はここで 見守っているからね

いつまでも、、、



24/10/13 20:37更新 / 絵夢



談話室



■作者メッセージ
赤とんぼが刈ったばかりの稲の穂に、何羽もとまっています
そう言えば最近は、オニヤンマやギンヤンマ、シオカラトンボ 
大きなとんぼを すっかり見かけなくなりました
子供の頃はよく、学校の体育館に迷い込んで来てたものでした

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c