憎しみの　向こう側

淋しさの　こちら側

虚しさは　全てこの場所から


そう　終わりのない

夢の跡に　残るものは

いつも　乾いた涙


夜中か朝か　判別つかない

ひとりきりの　闇の中

目頭の下には

バリバリになった

涙の跡が　幾筋も…


また　泣いていたようです

思い出せないけど

また　何かに　怯えていたようです


人を信じない

誰にも　心を許さない


そう　誓った日から

今日という　この日まで


夢の跡を辿ったら

幾つの　涙と

幾つの　愛が　


転がっているのだろう


夜と朝の間に　夢と現実の狭間に

■作者メッセージ
もう　いいかい

もう　いいよ

もう　泣かなくていいよ

もう　振り向かなくていいからね

もう　遠い季節に　サヨナラ