秋の気配
慌ただしく過ぎていく
いつもの日常に
少しだけ風の優しさを感じる
陽光が柔らかくなってきたかな
四季が明確に感じられなくなって
人との関わりもまた 希薄になって
共に語り合える友も
遠くに去ってしまった今
残された思い出と
懲りない生き方だけで
ひとり 目の前の景色に向き合って
この先 どれほどの年月があるのかと
人生のエピローグ 噛みしめてみます
秋の気配に 嬉しくもあり 寂しくもあり
自然を愛して 生かされて
あと幾つ 季節の変化を楽しめるのだろう
あと幾つ 人との出会いを経験出来るのだろう
まだ愛せることが 出来るだろうか…
25/08/26 16:36更新 / 絵夢