涼し気な　暑中見舞いのハガキ

せっかく書いてくれるなら

こんな風にって


色鉛筆で　見事なデザイン

青、水色、白、そして　少しの緑と


負けず嫌いだけど　頑張り屋で

クールだけど　気にしいで(笑)


偶然　君の故郷を

通りかかりました

生家が果物屋さん　そう言ってたね


もう　何十年も前だから

駅前には　見当たりませんでした


ただ、あの空気は懐かしい気がして

互いに惹かれ合った　あの頃の匂い


そんな漠然とした想いだけ

感じることが出来ました


いつか同じ職場で

うんっ？　て　顔して

微笑みかける貴方のこと

想像して書きました


確かそんな　内容だった

美しくて　飛び切り頭の回転が速い


対抗心いっぱいの　君の事

笑い飛ばすくらいの

余裕があれば　良かったのにね　


意地っ張りの　子供でした


またいつか　訪ねてみますね


君が生まれて　育った街を

■作者メッセージ
この頃　昔の恋人だった人や　友の事
そして、家族のことも
走馬灯のように　思い出します
死期が近い？(笑)

それは冗談として
傷つけて　傷つけられて
ここまで生きて来られました

全ての関わった方々に　感謝と　祈りを

どうぞ　健やかに　そして、いつまでも平穏な日々を・・・