ポエム
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夏祭り
遠くで 花火の音

メイが怯えて ベッドの下

これも 夏の風物詩


いつか 浴衣着て

下駄を鳴らして 手を繋ぎ

夜店のフラッペ 頬張って

そんなシーンを 夢見てた


お祭りなんて 行ったことない

二人で行きたいなあ って

ポツリ 君が呟いた


行きたかったよね

花火の光で ほのかに染まる

髪を上げた君の横顔

きっと 美しいだろうね


今年の夏は  出かけますか

出かけるお相手 側にいますか


子供が小さい頃に 行ったきり

もう何十年も前…


あれから誰とも

行ったことなんて ない   僕だって












25/07/20 22:38更新 / 絵夢

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