考える
昭和の頃 田舎の子供は
ひとりの時間に ものを考えた
毎日、遊び友達と 一緒にいるわけでなく
ひとりの時間が多かった
本を読む プラモデルを作る
ちょっとだけ テレビを見る
それに飽いたら 外に飛び出す
しばし自然と戯れる
アリの巣を見つけて お菓子のクズをあげてみる
蟻地獄をほじくって 虫を掘り出してみる
近くの山に登っては 季節の果実をその場で食べたり
自分だけのあそび場があった
時間だけは有り余るほどあった気がする
いろんな工夫で 時間を潰した
考える 考える
全てを与えられた今の社会
己の頭で 考えているのだろうか
降り注ぐ 娯楽の情報
どうでもいいような 人たちの金切り声
わざと孤独に落とし込む オタク文化etc…
何だかねえ 独りの時間
ひとりになって 物事じっくり 考えようぜ
金儲け 旨い物 楽しい遊び 人との比較
そんなこんなの全てがさ
くだらない事だと思いませんか?
考えよう 人間なんだから
考えよう ホントの し・あ・わ・せ
ホントの じ・ん・せ・い