コスモスが群生してる道の脇

微笑み合って屈みこんでる

若い二人の美しい写真


命の儚さ思う時

必ず君を想い出します


孫もいるおじいちゃんになった今でも

貴女のことはこの胸の奥

ことあるごとに滲み出る


ひとこま一コマ　あの青春の日々…

疎遠になった最後の病室


こんなところに来なくていいから

〇〇〇の好きなことして…


側にいることが　一番したいこと、でした


なんで手放したんだろうね

つまらない意地とカッコつけ


子どもを産めない　それでもいいって

本気で思ってました


ふたりで　静かに　たおやかに


暮らせる人生　選ぶ勇気が、愛が



全てが　違う人生・・・



　　　僕だけが生き残ってて　


　　　　　　　君は早過ぎました

■作者メッセージ
都合のいいときだけ思い出す愛の軌跡

ホントに美しい人でした

もう少し生きてみます

すみません