涙はまだ
たまにしか会えないけれど
待ち合わせた あの駐車場への道
たまたま今日は 通りかかったよ
日よけシートをしっかり掛けて
足早に走り寄る ジーンズ姿
華奢な君が 一層か細く見えたっけ
忙しい日々 時間を削って
あの頃君は 会いに来てくれてた
あれもこれも 君と楽しみたい僕
何処にもいかなくてもいいよって言う君
求め合い 抱き合うだけで
夢のような時間は過ぎ去って
いつしか互いの 鼓動がすれ違ってく
同じように刻んだ 愛のリズム…
誰が悪い訳でなく
それは きっと時間という
この世の定めに負けただけ
今さらどうしようもない事だけど
あの場所を 通り過ぎた時
涙はまだ 枯れてはいませんでした