愛 は
愛はまぼろし
愛はかげろう
手のひら零れ落ちたのは
元々ありもしない 夢
すくい取れない 時間
ひざまずいた両ひざに
サラサラと落ちていく
二人で過ごした毎日
一番 輝いていた
他の誰かじゃ 埋められない
言葉 仕草 癖 想い そして…
目に見える物すべて
蜃気楼のよう
掴み取ることの出来ない愛
きっと誰もが 似たような
同じような想いに駆られることでしょう
人生 ひとりを生きて
繋がる人が 数人いてくれて
与えられるより 与える側に
愛されるより 愛する側に
弱い心を 昇華できるよう…
あとどのくらい 出会えるだろう
魂の ひとつ一つに
掴み取れるかな 愛