ようやく
風がガラス戸をたたくから
ふと顔を上げると
君が通り過ぎたような
そんな気がして
苦笑いしてみます
こんなところにいるはずないね
もう戻ってこない
手を振りながら帰る君
いつも後ろ姿を見送って
ドアを閉める時
明日会えなくなることなんて
考えもしなかった
ここで過ごしたあの日々は
君にとっては
全て思い出になりましたか
僕のポエムに自分の事のように
一喜一憂してくれて
誤解されたこともあったっけ
こうして 心穏やかに
懐かしむことが出来るあの季節
ようやくですよ ようやく(笑)
玄関の花たち 今年もいっぱい咲いてます
今年もいっぱい 育ててますよ…