キョゾウ
崩れてゆく 高く積もった砂の山
必死に手のひらで受け止めてようとしても
指の隙間から溢れてゆく コボレテユク
涙が 大粒の涙が つたう頬
悲しい ではない
やっと、やっとその作業から解き放たれる
砂の山で創った虚像
ふと見下ろすと、そこには崩れた不恰好な自分が横たわる
君は、僕に聞こえるだけの微かな声で囁いた
もう、いいんだよ がんばらなくて、いいんだよ
また、涙がこぼれた
必死に手のひらで受け止めてようとしても
指の隙間から溢れてゆく コボレテユク
涙が 大粒の涙が つたう頬
悲しい ではない
やっと、やっとその作業から解き放たれる
砂の山で創った虚像
ふと見下ろすと、そこには崩れた不恰好な自分が横たわる
君は、僕に聞こえるだけの微かな声で囁いた
もう、いいんだよ がんばらなくて、いいんだよ
また、涙がこぼれた