チク タク 、
チク タク
まただ また、聞こえる
チク タク
随分と昔に 聞こえなくなったはずの音
チク タク
とっくに壊れたとおもったんだ いや、壊れて欲しいと
願ったのかもしれない
その完全に不規則な間隔を刻むそれは
なぜ、また聞こえてきたのだろう
どこかカビ臭くて、それでいてまあたらしい匂いのする音
また、始まるのだろうか
辿り着く事のない 放浪
まただ また、聞こえる
チク タク
随分と昔に 聞こえなくなったはずの音
チク タク
とっくに壊れたとおもったんだ いや、壊れて欲しいと
願ったのかもしれない
その完全に不規則な間隔を刻むそれは
なぜ、また聞こえてきたのだろう
どこかカビ臭くて、それでいてまあたらしい匂いのする音
また、始まるのだろうか
辿り着く事のない 放浪