ポエム
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緑波ノ終焉
彼女は言った 涙を舐めた
濃蜜 愛を売ってる
肌を触れた セピアな光
笑顔を学んで 後悔は無くて

僅かな時間だけ 過ぎてく時間だけ
時間が言ってる 僕を背ける

髪を撫でてくれた 涙を拭いてた
濃蜜 愛を買ってる
彼女に分かってほしい 唯一
時を込めて 語り尽くす

一瞬のメロディが 何度も鳴り響く
時間が言ってる 僕に背を向ける

視界は歪んでいる あの灯りが薄れてゆく
彼女に言い遺した 彼女に涙が再び
安らかな空白は今 接近している輝く
瞳を開いたまま 僕は笑顔だってだって
25/01/28 09:57更新 / 辻田仁志



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