ポエム
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真夜中の肉まん
夜 ライトを照らして 自転車
急な坂を下ったら 急カーブのマーク
夜の街灯 その先端に 蛾が飛び回って
其れを気にせずに 口笛と共に通過した

馴染みのコンビニの肉まん
缶コーヒーと共に
自転車を押しながら頬張った
途中の角にある小さい公園のベンチで
一服の缶コーヒー

月の色を眺めている
思い出すガキの頃の記憶
木と木の間に漏れる光
急カーブマークと 究極の坂道は過酷で
寒い季節でも 汗を流しながら
その先は 僕のアパートへ
25/01/21 09:24更新 / 辻田仁志



談話室

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