ポエム
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蟻地獄
過小評価で笑った きっと塗り替えた
押入れた 嗅覚と溜息 遊んでた 言葉選び
現実は鮮やかで 君を待っていて

言葉を交わす 僕は犠牲に生きて
塗り替える事と出来ず 僕が唯
夢を観て 明日を待っているだけ

記憶を抑え 髪に触れて 曖昧な感情で
宛も無く 彷徨い続けて 逃げ廻る世界

遠ざかる意識 此処から離れ離れ 堕落した視界
愚劣にした過去に 待ってほら 暗がりの世界

記憶はあったよ 忘れて良いって言えない
導く光に そっと手を伸ばすよ 閃いて
目を閉じては 過去を 撃ち抜ける評価にそっと

此処は 砂漠の荒野 忘れてゆけ ほら
手繰れロープは 千切れてしまう 底へ
蟻地獄に沈まれ 此処から消え失せろ

嗚呼 砂ノ湖 蟻地獄へ堕ちてゆけ
嗚呼 砂ノ湖 何年で光に手が届くのか


記憶は掻き消され 葬られ 蟻地獄へ
曖昧な発想は 暗闇の世界
遠ざかる意識 コレきりにしてくれ
明日を待っていても 堕ちてゆく世界
25/01/04 09:15更新 / 辻田仁志



談話室

■作者メッセージ
僕の深層心理を深く描きましたので、何を物語っているのか、分からないかもしれません。内容は、過去の記憶を忘れたくても、過去から願っている夢だけには、すがっている日々について、描きました。

因みに小学生くらいから、清春さんに憧れてます。笑

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