ゾンビ
真夜中の静寂、僕らを包む
剥がれ落ちた壁紙、傾いたソファー
二人で観た映画のエンディングは
永遠の愛を謳っていた
でも、君の瞳は もう僕を映さず
ただ、乾いた喉を震わせる
「お腹が空いたら、僕を食べていいよ」
震える声で囁いた
錆びついた手枷と、壊れた鎖
この場所から逃げ出せるのなら
腐りゆく身体を捧げよう
君の永遠を繋ぐために
ああ、これが僕らの愛の形
理不尽な世界で、たった一つの真実
君の唇が、僕の肉を貪る時
永遠の誓いを交わす
太陽が昇る、この朝が来ても
僕らは、決して離れない
たとえ骨になっても、魂は寄り添う
この腐敗のワルツを、いつまでも踊ろう
剥がれ落ちた壁紙、傾いたソファー
二人で観た映画のエンディングは
永遠の愛を謳っていた
でも、君の瞳は もう僕を映さず
ただ、乾いた喉を震わせる
「お腹が空いたら、僕を食べていいよ」
震える声で囁いた
錆びついた手枷と、壊れた鎖
この場所から逃げ出せるのなら
腐りゆく身体を捧げよう
君の永遠を繋ぐために
ああ、これが僕らの愛の形
理不尽な世界で、たった一つの真実
君の唇が、僕の肉を貪る時
永遠の誓いを交わす
太陽が昇る、この朝が来ても
僕らは、決して離れない
たとえ骨になっても、魂は寄り添う
この腐敗のワルツを、いつまでも踊ろう
25/09/25 17:07更新 / 仁志