その手を離さないで 千切れてしまう
躊躇ったり 嘘ついたり しないから

許してください 神様
雨乞いは 雨乞いを 唄っているよ

星屑を掻き集めて
泣いている 俯いている 僕が居た
味気無い 1枚の板ガムを噛んでいる
誰も居ない 孤独よ 映画館へ

外の景色は 燃え上がる
僕は其れを知らず
何も無い白いシアターを眺めていた

その手を掴みなさい 愛する人達を攫っていく
僕らの街が吹き飛んでいく
其れを知らずに 俯いている

お菓子が欲しかったけど 1枚の板ガムをまた1つ
ママやパパに会いたいよ だけど僕が望んだ 家出して

許してください 女神様
泣いたり 嘘ついたり しないから

許してください 神様
躊躇ったり 嘘ついたり しないから

その手を掴まなければ 愛してる人達は攫われる
僕はどうだい? どうするんだい?

泣いている 手を繋ぎたい 抱きたいよ


そんな夢を見ていたんだ。
ベットから起き上がり リビングへ

早くママに会いたいよ
早くパパに会いたいよ

早く 謝りたい ごめんなさい
良い子にするから 許してね