ポエム
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白と黒
素手での感触を
どこかへ置いてきてしまい
手を伸ばせば届くから
別に珍しくもない

触れ始めた頃の
意識の集中力は
無意識の適当さで
ありがたみが見えない

優しさを吐く息の
その裏側の
そのまた裏側まで
色の確認で忙しい

白くあったとしても
くすんでしまえば
それは白だけど
白じゃない

うがってしまったら最後
白く見えても
自分の目を疑い
白だと思えない

純白ではないのは
お互い様なのに
白くあるべきだと
固執し要求

そもそも黒くて
何が悪いと
腹を割って
開いて直る

だからこそ
眩しく見える

純白の子供たち
20/11/09 22:28更新 / おまわりさん



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