幸せの白い狼煙
初めて抱き抱えてくれた
初めて心配してくれた
唯一無二の無垢な魂は
言葉を発するのみで治癒
器用なのは手先だけ
言葉数は1日当たり1桁
荒ぶる語尾の奥の笑み
硬い髭と煙草の煙とソファー
我が子じゃない子を
我が子を見る目で
我が子同然に喜怒哀楽
本拠地が転々とし
帰還すべき場所を迷い
やっと辿り着いたが
「ここじゃない」病を罹患
無垢と煙でホカホカの
海と山の隙間の家
もうあそこしか残ってない
無垢な煙を狼煙続けてほしい
初めて心配してくれた
唯一無二の無垢な魂は
言葉を発するのみで治癒
器用なのは手先だけ
言葉数は1日当たり1桁
荒ぶる語尾の奥の笑み
硬い髭と煙草の煙とソファー
我が子じゃない子を
我が子を見る目で
我が子同然に喜怒哀楽
本拠地が転々とし
帰還すべき場所を迷い
やっと辿り着いたが
「ここじゃない」病を罹患
無垢と煙でホカホカの
海と山の隙間の家
もうあそこしか残ってない
無垢な煙を狼煙続けてほしい