ポエム
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空の芸術(リライト1回目)
窓の向こう側は夕焼け
激しく燃え盛る炎のようだ
雲の表面は夕日に照らされきらきらと輝く一方で
真っ黒とも言える暗い影を落としているのがよく見える
夕日は沈みゆく時も燃えるように輝いている
空は少しずつ群青色に染まり
夕日は見えなくなる
切なく寂しい色だ
絵具を塗り重ねるように
空の色はゆっくりと深くなってゆく
しかしまだ夜ではない
窓の向こう側に夜が来る
空の色はさらに深さを増してゆく
遠い街から小さな光が見えると
やがて黒に染まる
空の芸術、それは
絵画のように描かれ
音楽のように流れる
もう戻っては来ない
たった1人、空にしかできない芸術である
20/09/12 18:28更新 / ともろう



談話室



■作者メッセージ
前回未完成として投稿した「空の芸術」の1回目のリライト作品が完成しました。
まだ課題が残っているため、2回目以降のリライト作業を行う予定です。

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