北の街までの道のり
ランドセルに教科書を吐かせて
これから生きていくための
お菓子とお年玉を詰めこむ
方位磁石を握ってお母さんには嘘をつく
雑草だらけの階段を駆け上がったら
しょうもないこの街とはおさらばだ
おしりを叩くランドセルは
前へ前へとあたしの体を押し出す
行けるところまで
体力が尽きるまで
北へ
北へ向かって走れば
北海道に着くのかな
北海道はとっても広くて
牛がたくさんいるらしい
きっと学校なんかなくて
いじめっ子もばかな大人もいない
上から目線のビルもない
うるさいバイクも走らない
あたしのための街がある
これから生きていくための
お菓子とお年玉を詰めこむ
方位磁石を握ってお母さんには嘘をつく
雑草だらけの階段を駆け上がったら
しょうもないこの街とはおさらばだ
おしりを叩くランドセルは
前へ前へとあたしの体を押し出す
行けるところまで
体力が尽きるまで
北へ
北へ向かって走れば
北海道に着くのかな
北海道はとっても広くて
牛がたくさんいるらしい
きっと学校なんかなくて
いじめっ子もばかな大人もいない
上から目線のビルもない
うるさいバイクも走らない
あたしのための街がある