内在する不幸の欠片
悩み悩み悩み悩み 悩みの中に今私は存在している
苦しいといえば それはとてつもなく苦しいし
それはとてつもなく悲しいだろう
その苦しみや悲しみは 悩みの中にあるのではなく
悩みの中にいる私の両手のそれぞれに ぶら下がっているものである
手離せないとは言いたくないのに 今 私の口をついて出る
これは悪夢でも幻でもなく 私自身に問いかける現実
不幸を好む者は やがて不幸に魅了され
両手と頭を地面に這いつくばせ その足先にキスをする
その姿こそ
不幸の塊であるのだ
苦しいといえば それはとてつもなく苦しいし
それはとてつもなく悲しいだろう
その苦しみや悲しみは 悩みの中にあるのではなく
悩みの中にいる私の両手のそれぞれに ぶら下がっているものである
手離せないとは言いたくないのに 今 私の口をついて出る
これは悪夢でも幻でもなく 私自身に問いかける現実
不幸を好む者は やがて不幸に魅了され
両手と頭を地面に這いつくばせ その足先にキスをする
その姿こそ
不幸の塊であるのだ